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不毛地帯

監督:澤田鎌作 他
出演:唐沢寿明、和久井映見、柳葉敏郎、竹野内豊、小雪
2009-2010 フジテレビ

大本営参謀の壹岐正(唐沢寿明)は11年のシベリア抑留の後、近畿商事に入社するが・・・


山崎豊子の人気小説の豪華キャストによるドラマ化。最初に架空の物語であることが強調されるほど、実在の人物、企業をモデルにしていることが明白。

終戦や東京裁判、シベリアのシーンは無くてもよかったのでは?と感じるなぁ。軍の中枢にいた超エリートの主人公と戦争を絡めるとお話が複雑になってしまう。陸軍将校達の価値観が戦後の人みたいで軍人っぽさが全く感じられないし。あんなに見識のある人間達が中枢にいたら戦争は起きないよね。

ということで近畿商事入社後の活躍を、ストイックな島耕作としてみると面白い。島耕作は女性関係で難題を解決するけど、壹岐は軍人時代の人脈と参謀として鍛えた頭脳で勝負する。

手がけるビジネスは、防衛庁の戦闘機選定、中東戦争時の商品市場、自動車、石油開発。戦後復興から高度成長期のサクセスストーリーでちょっとワクワクする。自動車ネタが一番面白かったかな。

ちょっと残念なのは壹岐が高潔過ぎて魅力がイマイチなところ。社内のライバル里井(岸部一徳)、競合する東京商事の鮫島(遠藤憲一)の方が活き活きしていて魅力的だよ。もっと金や出世に貪欲だったり千里(小雪)と不倫するとかした方が面白そう。ついでにスピンオフで里井や鮫島の活躍を描いたら面白いかも。

壹岐の家族があまり幸せそうじゃないのがちょっと気になった。ライバルや部下の家族はどうなんだろう? お父さんが多忙でもそんなに不幸じゃない気がするけどなぁ。



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JIN-仁-

監督:平川雄一朗 他
出演:大沢たかお、中谷美紀、綾瀬はるか、小出恵介、内野聖陽
2009 TBS

脳外科医の南方仁(大沢たかお)は幕末の日本へタイムスリップしてしまう・・・


最近はリアルタイムでドラマを観ないでDVDになってからまとめて観ることが多い。高視聴率ドラマだけあって、なかなか面白かった。登場人物達は魅力的だし。

現代医療の花形である脳外科の医師が幕末へ行くけど、自分の専門領域の手術はたしか3回だけ。最大の活躍はペニシリンを作るあたりかな。昔は感染症で亡くなる人が多かったから抗生物質が最大の武器なんだろうね。主人公を内科医や薬剤師にしなかったのは、専門外の領域で奮闘する姿を描きたかったのかな。

現代は医療に限らず様々な職業が高度に専門化されているから、江戸時代に行ってもすぐに使える知識はなかなか無さそう。当時の関心事に近くて、更に当時手に入る物で実現できないと意味ないしね。ハイテク分野の技術者の知識あたりは無用の長物なんだろうな。

幕末はたった5世代くらい前だけど、今とは随分違う社会。ローテクだし、封建制度バリバリだし。だから20世紀以降の進歩は恐ろしい勢いだよね。ペニシリンのような技術だけじゃなくて、医療保険のような社会の仕組みも含めて。

主人公の言うように、多くの人達の生み出したものの上に成り立っているのが現代社会。その根底にある知識が多すぎて、もはや個人で全てを把握するのが不可能であるほど高度な社会。現代は人類が行き着いた理想郷という側面も多分にあると思う。武田鉄矢演じる緒方洪庵が見たらどう思うのか、感想を聞いたみたい。


本編と関係ないけど、橘兄妹(小出恵介、綾瀬はるか)のいる湯島と野風(中谷美紀)のいる吉原とは直線距離で3.5kmくらいだから実質5kmで往復10kmくらいかな。ふつうに歩ける距離だけど、ちょっと長い。昔から栄えていた日本橋~神田~浅草~吉原って以外に近い。徒歩前提だとあまり街は大きくならないんだろうな。うーん、は偉大だ。

それにしても専門外のことを覚えている南方先生の記憶力は凄い 普通あそこまで覚えてないよね



空飛ぶタイヤ

監督:麻生学、鈴木浩介
出演:仲村トオル、田辺誠一、萩原聖人、水野美紀
2009WOWOW

運送会社を経営する赤松(仲村トオル)は、ある日自社のトラックがタイヤ脱落事故を起こし、死傷者を出したことを知るが・・・


WOWOWのドラマを見るのはパンドラ以来かな。これも面白かった。フィクションだけど、某財閥系自動車メーカーのリコール隠しがモデルであることは明白。本社もわざわざ東京タワーの見えるところに設定しているし。

大企業の論理に翻弄されることの苦しみは想像に難くない。自分だったら早々に心が折れているなぁ。

リコール隠しの本丸、狩野常務(國村隼)を除くと主要キャラは・・・

仲村トオル演じる運送屋の社長
普段はエリート役の多い仲村トオルにしては珍しく町のオヤジさん。

田辺誠一演じる自動車会社社員
常務と対立し会社を正そうと奔走するが、仲村トオルを助ける気はまるでなし。客の方を向いていないという妙にリアリティのある設定。

萩原聖人演じる銀行マン
感じ悪っな銀行関係者の中では実直なキャラ。原作者が元銀行マンらしいので原作者の代弁者?

登場人物達の思惑が異なり、あまり共闘しないところが面白いね。



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