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夜のピクニック

震災に伴う混乱があちらこちらにある。rthcjは普段通り生活できる人や地域が過度な自粛をして、本来得られる喜びとか経済効果が失われるのには反対です。萎縮は日本社会のためにならないと思う。

停電等の影響で首都圏のTDLなんかに修学旅行で来る予定だった地方の中学や高校が中止や延期を検討し始めたというニュースを目にした。

楽しみにしていた生徒さん達は残念だろうね。目的地を変えたり替わりのイベントを検討し始めているところもあるんだろうなぁ。

そこで震災とは全然関係ない小説を思い出した。それは恩田陸の夜のピクニック。地方の高校のちょっと変ったイベントのお話。

夜のピクニック (新潮文庫)夜のピクニック (新潮文庫)
(2006/09)
恩田 陸

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小説の舞台の高校は修学旅行がなくて替わりに歩行祭という丸一日かけて80km歩くイベントがある。1年生から3年生まで参加するイベントで毎年コースが変る。用意されているコースは全部で3つあるので在校中に全て経験するというわけ。

仮眠休憩はあるけど昼も夜もひたすら歩く。体はくたくたになって心も普段とは違うモードになって日常生活ではなかなか話せないような内容も生徒同士で話せるようになる。恋の悩みとか告白とか秘密とか。

小説は心理描写が秀逸で自分も高校生になって歩いているような気分になる。若いときの時間がどれだけ貴重なのかが再認識できる感じ。

rthcjが行ってた高校も歩行祭ほどじゃないけど変ったイベントがあって、高校のときは変だと思ったりしたけど今振り返るといい思い出。飲み会でも盛り上りのネタになったりする。


ちょっと強引だけど、首都圏のテーマパークに来なくても貴重な経験ができたり、いい思い出は作れると思う。TDLなんて時間が経てば何時でも来れるようになるでしょう。TDLで提供しているサービスは所詮金で買えるものだし。

勝手なこと言って申し訳ないけど、こんなときこそ関係者の皆さんには知恵を出してもらいたいです。



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地面の下

東北地方太平洋沖地震はある日突然やってきた。あれだけ大きい地震なのに予知できない。予知ができるらしい東海地震の場合はどうなんだろう。

東海地震は必ず予知できるのでしょうか?その答えは、残念ながら「いいえ」です。
前兆現象をとらえることができた場合のみ、気象庁は東海地震に関連する情報を発表してみなさんにお知らせすることができます。
では、どのくらいの確率で前兆現象をとらえることができるのでしょうか?これも、残念ながら「不明」です。

これは気象庁の東海地震の予知に関する情報からの抜粋。予知は「前兆すべり(プレスリップ)」が観測できたラッキーな場合だけできるみたい。うーん、何だか厳しい。

地震は歪が溜まって地面の下の何処かが壊れて起きる現象なので、材料力学とか構造力学に出てくる連続体の微分方程式で計算できそうな気がする。だけどこれは支配方程式が分かるだけで、実際に計算するためには地下がどのような状態になっているのかを表す数値が必要。

人間が掘れる穴の深さはせいぜい数キロ~10キロくらいらしい。地殻の厚さは大陸で30~40キロ、プレートの厚さは100~120キロらしいので、人間が直接知ることができるのは表面付近だけだよね。それだって地球全体を調べている訳じゃないし。

地下の構造は地震の観測とかから推測して分かるものみたい。これってCTとか超音波検査みたいなもんだよね。地面の下は未知の世界に近いなぁ。

むかしプレートテクトニクスを習ったことがある。記憶が曖昧だけど地面が動いているということが認められるようになったのは60年代後半くらいだった気がする。つい最近だよね。

地震の観測データがどんどん溜まって、地下の構造がもっと詳細に分かるようになれば何時か地震の予知ができるようになるかもしれないけど、きっと天文学的な時間が必要なんだろうなぁ。革新的な考え方とか技術が生まれないと地震の予知は難しそう。



首相、都知事に陳謝 東京消防庁の放水でトラブル

2011/3/21 18:57 日本経済新聞
 菅直人首相は21日、首相官邸で石原慎太郎東京都知事に会い、福島第1原子力発電所での連続放水作業でトラブルが発生したとして抗議を受けた。石原氏によると、東京消防庁の隊員が政府関係者から長時間の連続放水を強制されたうえ「(放水を)やらなければ処分する」と言われたという。首相は「陳謝する。大変申し訳ない」などと陳謝した。


現場で危険な状況で作業されている方々、本当にご苦労様です。ご本人達の健康、ご家族の心労と思うと心が痛みます。

東京消防庁は国の機関ではなく東京都の機関なので都知事が抗議するのは当然だと思う。また一部報道にあった東電の現場から撤退したいとの申し入れに首相が「撤退はない、覚悟を決めろ」と言ったとされる件も理不尽だと思う。民間企業に対して国が逃げるなと命令するんだから。

だけど報道が事実だとしても政府を責める気にはなれない(威圧的ではない別の言い方があるとは思うけど)。緊急事態に
 消防「安全が確認されてから放水します」 
 東電「危険だから逃げたい」
と言われて「皆さんの健康が一番大事です。そうしてください」なんて政府が言える訳ない。危機が発生したときに非情な決断ができないような人はトップに立つべきではない。

札束で横面ひっぱたくようなことして東京電力管内でもない福島県に押し付けた原発の電力を今まで享受してきて、事故処理が成功したらこれからも安全なところで生活していく自分に批判する資格はないと思う。今回の件でも受益者は自分だし。

犠牲を強いられていない多数側の人間である自分の幸せを少しは意識しないといかんよね。



コメ品薄の首都圏に精米1350トン供給

読売新聞 3月20日(日)20時0分配信

 農林水産省は20日、コメの卸業者から計1350トン(945万食分)の精米が首都圏に新たに供給されたと発表した。
 東日本巨大地震の発生後、物流の停滞や消費者の買いだめで首都圏のスーパーなどでは店頭からコメがなくなるケースが相次いでいるが、同省は「21日以降も供給は続くため、品薄状態は解消に向かう」とみている。


近所のスーパーに米とカップ麺と納豆が全く無い。納豆は茨城の工場が止まっているためらしいけど、米とカップ麺は何でないんだろう?

カップ麺は被災地に送られたという側面もあると思うけど、非常食用の狼狽買いでも起きたのかな? みんな急に食べたくなったわけじゃないよね。

首都圏だと燃料が不足気味とはいえ流通が大幅に滞っているとも思えない。だから米が全くないのが不思議。精米工場の生産を上回る狼狽買いでも起きたのかな。去年は豊作だったし、慢性的な米余りだし、在庫自体がないわけじゃないよね。

このところの消費行動と流通は今後の教訓になりそう。



福島、基準超すヨウ素含む水道水

産経新聞 3月20日(日)0時19分配信

 厚生労働省は19日、福島第1原発から約40キロ離れた福島県川俣町の水道水から、原子力安全委員会が定めた飲食物の摂取制限の指標、1キロ当たり300ベクレルを超える1キロ当たり308ベクレルのヨウ素を検出したと発表した。福島、宮城、茨城の被災地3県は文科省の調査の対象外となっている。


うーむ、深刻な事態の最中にこういう報道はどうなんだろうか。厚生労働省は数値だけ発表したのかな。だとしたら専門家の意見も付け加えて報道しないと不安が増大するだけになりそうだけど。

テレビは基本的に見ないけど、放射線の単位の説明はちゃんとしているのかな? シーベルトとかベクレルとか言われても何じゃそれ?って人も多いと思う。

放射線量はグレイ(Gy)という単位で表されることが多い。これは質量1kgの物質に放射線のエネルギー1Jが吸収されたことを表す(ちなみに水1gを1℃上げるのに必要なエネルギーは1カロリーで約4.2J)。

だから
 Gy = J/kg
だよ。

人体に影響を与える放射線量を表すのに体重1kg当たりどれだけの放射線のエネルギーが吸収されたかで表せば都合がいいけど、ちょっと問題があるのでグレイ(Gy)がそのまま使えない。

放射線は種類によって人体へのダメージが異なる。例えばX線よりもアルファ線の方がダメージが大きいとか。

だから放射線の種類毎に荷重係数をかけて、人体への影響を定量化する。この単位がシーベルト(Sv)。

X線とかガンマ線は荷重係数が1なのでGyの値がそのままSvになる。

このシーベルト(Sv)を使って許容される放射線量とかレントゲン1回当たりの放射線量が表される。


一方ベクレル(Bq)は1秒当たりの原子核の崩壊数。今回の報道では水道水1kg当たり毎秒308個のヨウ素が崩壊することを示している。

何個の原子核が崩壊するとか言われても、人体への影響はシーベルト(Sv)で表してくれないとよく分からないよね。

そこでベクレルをシーベルトに変換する係数が用意されている。この係数は経口摂取か吸入摂取かとか放射性物質の種類とか子供か成人かなどで違ってくる。

今回検出されたのはヨウ素のヨウ素131というものだと思われる。これの変換係数は経口摂取で成人の場合1.6x10-5(mSV/Bq)なので、水道水を1kg(1リットル)飲むと
 308×1.6x10-5 = 0.0049ミリシーベルト(mSV)
の線量になる。幼児の場合は変換係数がもっと大きくて7.5x10-5(mSV/Bq)なので
 308×7.5x10-5 = 0.023ミリシーベルト(mSV)
になる。

東京ニューヨーク間を飛行機で往復したときの線量が0.2ミリシーベルトとされているので成人で約40リットル飲むとだいたい同じになる。


長々書いてしまったけど、国の基準も安全率をとって設定されているわけだし、長期に亘って摂取しているわけじゃないし、水道水を飲んでしまったからといって怖れることはないと思う。専門家の見解を正しく受け止めることが大事だよね。


P.S.
2011-03-20 11:25にある方から指摘されたように変換係数の桁が違っていました。
 ×1.6x10-6 ○1.6x10-5
 ×7.5x10-6 ○7.5x10-5
タイプミスです。計算結果は変りません。大変申し訳ありません。

2011-03-20 12:10の方
>計算結果の0.0049ミリシーベルト(mSV)というのは、時間あたりの吸収量ですよね?
水道水を1kg(1リットル)飲んだ場合の影響(被爆の大きさ)です。時間当たりじゃないです。吸収されたり排出されたりすることを考慮したものになります。

2011-03-20 15:07の方
>幼児の場合は結構な放射線量になりますよね。でも政府や専門家は問題ないと言う怖さ。
私は素人ですが幼児は相対的に成人より値が大きいということで、これをもって現時点で健康被害があるということにはならないと思います。色々な研究機関が情報を発信していると思われるので参考にされたら如何でしょうか。



普段通りでなくても

福島の原発は深刻な事故らしい。自分の知る限り、原発は日本の建造物の中で最高のリスク分析、対策、管理がなされているものだけど今回のようなことが起きてしまった。

結果的にみると関係者が言うほど安全では無かったことになる。完璧な技術などないし、地震の規模が想定外だったんだろうし、全ての事象を人間がコントロールできる訳でもない。

過去を悔やんでもしょうがないので、今できること、これからすべきことが重要だよね。

これまで通り政府と東電には頑張ってもらいたい。政府の危機管理能力を疑問視するメディアや人がいるけど、危機管理に強いと言われる人が作る政府でも現政府以上のことができるとは思えない。これだけの非常事態だし、決定と遂行が平常時と同じようにいくと思う方に無理がある。

東電の管理能力だってお粗末に見えるけど、非常事態だし多少の混乱があっても仕方がないと思う。原発の知見が一番あるのは政府でも経産省でも自衛隊でもなく東電なんだから、東電ががんばらなくちゃ。

みんな必死だし、現場は命がけだし、ちょっとくらい不便だからって文句言ってたら罰が当たる。

責任追及は後回しにして、今は政府や東電の足を引っ張るようなことはやめよう。停電も運休も物不足も我慢します。



帰宅難民

最初の揺れがきたとき、オフィスの自分の席にいた。ちょっと揺れてるな~くらいに思っていたら段々揺れが大きくなって机の下に避難した。そろそろ揺れが止むかと思ったら、全然収まらず更に揺れが大きくなってきた。

同僚達もこれはヤバイと思い始めていた。机の引き出しから物が出そうな感じになったので反射的に机の引き出しを押さえた。山積みにした書類の一部が机から落ちた。

揺れが収まったところで一旦机の下から出た。東海地震がついにきたかと思いニュースを確認すると震源は東北だった。

余震が何度もきて、乗り物酔いのような感じがした。このあたりから皆ワンセグとかネットで情報収集したりして余裕が出てくる。

避難指示が出て防災バッグからヘルメットを取り出してコートを着て近くの避難所に避難した。自分の席にいなかった人は上着やコートもヘルメットもなしで避難所にいたため寒そうだった。

安全が確認されたフロアから順次戻って帰り支度を始めた。安全が確認されていないフロアの人はホールに退避。

交通機関が止まっているので、徒歩で帰宅するか、会社に泊まるか等を迫られる。外は徒歩で帰る人で混雑していたし渋滞も酷いので、しばらく会社で様子を見ることにした。

コンビニに買出しに出たり、食堂で夕食をとる人等様々。電車動かないし、飲みに行きたいけど混んでいそうだし、酔っぱらって混雑した中を帰宅するのは辛いとか、サウナは風邪ひきそうとか、どうやって電車が動くまで時間をつぶすかで同僚とアホな議論を繰り返した。

家族ともなんとか連絡がとれて安全の確認ができたし、疲れていなかったので余裕があった。

結局数人で歩いて帰ることにした。地図をプリントして20:00過ぎに会社を出た。外は歩いている人がいっぱいいて、相変わらず渋滞していた。

不謹慎だけど、都内では交通機関は止まっているけど建物や人的被害は甚大ではなかったので、人がたくさん歩いていてお祭りをやっているような感覚を覚えた。どこまで歩いても人がたくさんいた。東京は人が多いと改めて実感した。

ちょっと道に迷っていたら親切な人が道を教えてくれた。駅の周辺では警官が交通整理をしていた。節電の呼びかけをしている地域もあった。

途中で食事したりして、結局帰宅したときには日付を越えていた。


~~

今まで経験した揺れで最大だった。とにかく長くて大きい揺れだった。会社にいるときに地震がきて帰れなくなる事態は想像していたけど、実際に遭遇するとやっぱり大変。

都内では被害がそんなに大きくなくて、体力があるときに地震がきたし、花粉は飛んでいたけど雨は降っていなかったから悲惨な思いはしないで済んだ。不幸中の幸いだったと思う。


被害にあわれた方々にお見舞いとお悔やみを申し上げます。一日でも早く元の生活に戻れるように、自分にできることは協力していきたいと思います。



悪人

監督:李相日
出演:妻夫木聡、深津絵里、岡田将生、満島ひかり
2010 日本

長崎に住む祐一(妻夫木聡)は出会い系サイトで知り合った佳乃(満島ひかり)に会いに博多へ向かうが・・・


吉田修一の小説の映画化。

舞台設定がリアル過ぎて怖い。寂れた漁村で祖父母の面倒をみながら孤独に生きる青年。紳士服の量販店に勤める孤独な女性。都会に出てきてそれなり遊んでいても満たされない女性。

現代日本の何処にでもありそうな光景がそこにある。社会は危ういバランスの上で成り立っていて、ちょっと崩れた結果が犯罪という形で露呈する。

~~

満島ひかりって演技上手かったんだなぁ。生きてるシーンでは意地の悪さや手の付けられない感じとかウザイ感じがよく出ていた。幽霊?のシーンでは父親からみたいい娘だったし。

横顔が浜崎あゆみに見えたのは自分だけかな。



キック・アス

監督:マシュー・ヴォーン
出演:アーロン・ジョンソン、ニコラス・ケイジ、クロエ・グレース・モレッツ
2010 アメリカ、イギリス

アメコミのヒーローに憧れるデイヴ(アーロン・ジョンソン)はネットで購入した衣装を着て街に出るが・・・


刺激的なタイトル通り、内容も刺激的。コスプレ好きのオタク少年がヒーローになれるか?と思っていたら途中から予想と違う展開へ。

シモネタや血が苦手な人にはお奨めできないけど、これは面白い。オープニングからちょっとパロディ入っているし、こういう毒のある映画好きです。続編ができるといいな



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