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SPACE BATTLESHIP ヤマト

監督:山崎貴
出演:木村拓哉、黒木メイサ、柳葉敏郎、山崎努、西田敏行、緒形直人
2010日本

西暦2199年、地球は謎の異星人「ガミラス」の攻撃を受けていた。放射能汚染により人類の滅亡まであと1年余り迫っていたが・・・


アニメの名作「宇宙戦艦ヤマト」の実写版。あまり期待しないで観たら、かなり面白かった。大人になってから見たアニメの方は古さと子供向けということもあってちょっと残念だったけど、こちらは今時のエンタメに仕上がっている。

第一印象は日本版ギャラクティカかな。航海の動機付けとか、宇宙船の技術以外は現在のものに近い設定とか、惑星に降下しながらワープするとか。レーダー担当から男勝りの凄腕パイロットへと変更された森雪(黒木メイサ)はカーラ・スレイスみたいだし、ガミラスもサイロンっぽいし。製作者はかなりのギャラクティカ好きなんじゃないかな。

個人的な映画のツボはキャスティング。キムタクは相変わらずキムタクだけど古代進として違和感がない。島大介(緒形直人)、斉藤始(池内博之)は原作のイメージに近いし、特に真田志郎を演じた柳葉敏郎はこの人以外いないでしょう。女性に設定が変更された相原(マイコ)、佐渡先生(高島礼子)もいい感じ。

SFアニメの実写化なんて絶対コケるという先入観があるけど、うまく実写映画にまとめた製作はエライ 出演したキムタクもエライ。よく承諾したよなぁ、流石スターだね


本編と関係ないけど、海外で公開するときはどういう設定にするんだろう? 22世紀末の地球の危機のときに登場するのが日本人だけで、偉い人のスピーチも「日本国民の皆さん」というフレーズで始まるし、未来の地球には日本人しかいないのかな?



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対立生む“原発の恩恵” 遠方住民「手厚い補償、被害者ぶるな」

産経新聞 5月18日(水)7時56分配信
 工程表は示されたが、原発周辺の住民にとっては、不自由な生活にはっきりとした出口が見えたわけではなく、抱えるストレスは大きい。福島県内では、原発立地で経済的な恩恵を受けてきた、受けなかったといった認識の違いが、感情的対立すら生じさせている。
 (略)
「避難所で東電の社長に土下座させた人たちは、これまで東電に食べさせてもらってきた人たち。地元に原発を誘致した経緯もある。土下座の強要には違和感を覚える」原発から約60キロ離れた福島市内で飲食店を経営する男性(40)はそう話す。
 (略)
原発の住所地でもあり、現在は町役場ごと会津若松市に避難中の大熊町役場には、「原発で恩恵を得てきたのに、事故でほかの地域に迷惑をかけ、今さら被害者ぶるな」といった批判の声が届いているという。



ブルーハーツの

 弱いもの達が夕暮れ~ さらに弱いものをたたく~♪
 その音が響きわたれば~ ブルースは加速していく~♪

を思い出してしまった。

苦しくなると自分よりも弱い立場の人間に怒りの矛先が向くのは人間の性質なのかな。オレより優遇されるのは納得できん! お前ら気に入らねー! といって怒りがどんどん弱い立場に伝播していく。たたかれるのは非正規労働者とか失業者とか外国人とか生活保護受給者とか。今回は被災者かぁ。

「政府・東電むかつく」が一巡して「被災者むかつく」では悲しいよね。



年金、10年で受給資格…厚労省が改革原案

読売新聞 5月15日(日)3時1分配信
 厚生労働省の社会保障改革案のうち、年金分野の原案が明らかになった。
 〈1〉基礎年金の受給資格を得られる最低加入期間を原則25年から同10年に短縮〈2〉60歳代前半の「働く受給権者」の年金減額を緩和――などが柱で、厚労省は月内に政府の「社会保障改革に関する集中検討会議」(議長・菅首相)に提出する方針だ。ただ、実現には2015年までに6000億円程度の財源が必要なため、調整が難航する可能性もある。


25年加入しないと貰えない年金を10年加入で貰えるようにするのか。未納問題への対応としてはちょっと前進になるのかな。

未納問題で不思議に思うのは加入が義務付けられている国民年金の保険料納付が、どうして被保険者の判断で行われるかということ。税金みたいに強制徴収にしないとダメなんじゃないのかな?

この問題で対象になるのは第1号被保険者。これは農家とか自営業者とか学生とかフリーター。この人達は国民年金(基礎年金)への加入だけなので、これだけだと将来受給できるのは満額納付したとして月額保険料約15000円に対して約66000円。

これが少ないか否かは人によって違うかな。元来この部分は農家とか自営業者のように60歳以降もある程度所得が見込まれる人達を前提にしていたと思われるけど、近年は第1号被保険者の構成員はフリーターが多い。フリーターはリーマンや公務員のように厚生年金・共済年金のような2階部分がないと現実的には暮らしていけないと思われる。

だから月66000円だけじゃ生活できないと言って払わない人が多いのかも。フリーターの場合は厚生年金相当の年金に入るようにしないと後で大量の弱者が生まれる可能性大だなぁ。非正規雇用の増加は将来だけじゃなくて現在の年金の維持にもマイナスっぽいよね。

7年前の改正のとき100年安心プランとか言ってたけど信じている人はどれくらいいるのかな? 年金は社会不安の大きな要因だから再度将来像がよく分かるように説明する必要がある気がする。毎日電車の広告で状況を説明するとかしてね。

世代間の格差が大きいことが自明だし、現役世代の不信感を払拭するために世代間の格差を是正する措置を採らないと皆が共倒れになるよね。



日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか 竹田 恒泰 (著)

著者は皇族の家系であり大学講師の竹田恒泰氏。インパクトのあるタイトルと高貴な血筋の学者さんが書いたということで読んでみた。

感想は一言で言うと、期待ハズレ。

本の構成は

 A)タイトル:日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか 
 B)アニメやミシュラン掲載店や工業製品等が評価されている。
 C)天皇は素晴らしい。

となっている。A)の事例としてB)を挙げて、B)の理由としてC)があるという内容。

まずB)がおかしいところ。
文化的な優劣は評価できないのは当たり前として、それでは話が進まないから市場に受け入れられているかで人気を計る。これは分かる。こういう基準では日本のアニメよりもディズニーやハリウッド等のアメリカのコンテンツ産業の方が世界から評価されている。食文化にしてもファストフードをはじめとするアメリカの食文化の影響は日本食の比ではない。

よって著者の論理展開では世界でいちばん人気があるのはアメリカということになる。


B)の理由、つまり「なぜ」の部分が「C)天皇は素晴らしい」になって唐突感がある。古事記や日本書紀を持ち出して長々と天皇賛美を書いているけど、「なぜ」の部分は職人は天皇に献上することを夢みて努力してきたといった箇所が僅かに見られるだけ。この部分が一番重要なのに全くと言っていいほどスルーしている。

ドラゴンボールの作者は天皇に観て頂くために日々精進してドラゴンボールを描いたとか、江戸前寿司は天皇に献上するために江戸の職人○○が考案したとか、天皇はB級文化とかB級グルメを愛でていたとか、こういう事実を列挙して「なぜ」の部分と自分の主張(天皇賛美)を肉付けしなくてはいけないのにそれが全くない。事実の発掘が出来なかったのか、著者の思考では仮説の検証は不要なのか分からないけど、大事な部分が欠落している。

論理的に破綻していて説得力ゼロ。慶応で教えているみたいだけど、(主張は別として)このレベルの講師を採用するってどうなの? 学力低下は子供だけの問題じゃないのかもね


著者の主張で面白いと思ったのは「科学で神話を否定するなんて愚の骨頂、神話は科学によって補強されるべき」というところ。どうも大昔の神話の世界が著者にとって全ての基準であるらしい。宗教に嵌る若者も多いし、現代において人間が神話や宗教に何故心酔するかを調べたら面白いかもね



パキスタン軍との交戦想定=ビンラディン容疑者殺害前、大統領指示―米紙

時事通信 5月10日(火)16時45分配信
 【ワシントンAFP=時事】米紙ニューヨーク・タイムズは10日、国際テロ組織アルカイダのビンラディン容疑者急襲を前に、投入する米部隊をパキスタン軍と交戦可能な規模に整えておくようオバマ大統領が指示していたと報じた。
 複数の当局者が明らかにしたもので、指示は作戦の10日前に出ていた。急襲に気付いたパキスタン軍が介入し交戦することになれば、戦闘ヘリコプター2機が追加投入されるはずだった。 



何というか・・・、凄い。法を重んじる国が容疑者を裁判なしで殺害したのも驚きだけど、他国で軍隊を勝手に動かして、その国と衝突したら交戦する気だったというのが凄すぎる。パキスタンってアフガン戦争にも協力した一応友好国だよね・・・

しかしアメリカは本当に怖い 地球上何処でも軍隊を派遣できて誰でも殺せるし。ロシアと中国とEUと中東が束になってもアメリカには勝てないと思う。

アメリカにケンカ売る奴はバカか狂ってるかのどちらかだなぁ。一発殴ったら100倍返しは当たり前、フルボッコ確定だもんね


ヤクザと知らずに親父狩りした中学生状態だった昔の日本。今ではシノギに協力する舎弟に成長

良い子の皆さん、ヤクザとケンカしてはいけません。



農産物は東北・北関東から=被災地支援へ安定調達―コンビニ・外食〔福島原発〕

時事通信 5月7日(土)20時1分配信
 東日本大震災で大きな被害を受けた東北地方などを、農産物の安定調達で支援しようとする動きがコンビニエンスストアや外食業界で出ている。セブン―イレブン・ジャパンは、おにぎりに使う東北産米の比率を高める。牛丼チェーン「すき家」などを運営するゼンショーは原発事故の風評被害を受けた北関東からの野菜調達を続けている。 


おおおっ、安全・安心をアピールする食品業界では凄い決断だ。食材調達のための止むを得ない状況と農家支援とをリンクさせているだけかもしれないけど。

どの地域のどの食材をこれから調達するのか分からないけど、民間企業がこういう方針ということは戦時中の互助精神を絶賛している知事のところの学校給食にも広がったりしてね。

放射能汚染されたのは事実で、ここからは逃げられない。ここまでだったら大丈夫という基準の下で汚染されたものを摂取していくのが現実的な解なのかな。これからは「放射能は隣人」という意識が必要かもね。

健康を脅かすリスクは至るところにある。タバコや化学物質だけじゃない。例えば女性は子供を産まないと乳がんのリスクが高くなるし、Hすれば子宮頸がんのリスクが高くなる。こういうものと同列に放射能汚染を考えるのは無理があるけど、今までだって沢山あったリスクに新しいのが1つ追加されただけと考えれば少しは気休めになるかなぁ。無理かなぁ


人間はどんな状況にも「慣れる」から、後から振り返ってあのとき何であんなにヒステリックに反応したんだろう?と思うときがきたりしてね



パワーウェイトレシオ

自動車などの輸送機械の重量 (weight) を、そのエンジンの出力 (power) で割った値(比率, ratio)のこと。自動車などの動力性能のうち、主に加速を表す指標として用いられ、この値が小さい方が高性能とされる。この他、オートバイ、船舶、航空機など自動車以外の輸送機械、あるいはエンジンそのものの性能を表す場合にも用いられる。
  ~ wikiより


この値が小さいほど加速性能がよかったり速かったりする。世の中の乗り物がどんな感じか調べてみよう。

pwr01.gif
--図1--

横軸に重量、縦軸にパワーウェイトレシオをとったものが図1。傾向として大きい乗り物ほどパワーウェイトレシオが大きくなる。自動車よりも船の方が出力は大きいけど、重量の増加分ほどは出力は大きくならない。

新幹線よりもカローラの方がパワーウェイトレシオは小さいんだね。新幹線の方が速いけど、加速はカローラの方がいいってことなのかな。

飛行機(零戦とかエアバス)はパワーウェイトレシオが小さい。空を飛ぶためにはパワーに対して軽くないとダメらしい。まあ当然か。

殆どの乗り物はだいたい直線状というか同じ傾向に並んでいるけど、ひとつだけ他のものと異質なのがロケットであるサターンV(アポロに使われた)。驚異的なパワーウェイトレシオの小ささ。宇宙に行くにはとんでもなくパワーが必要ってことらしい。


SFの乗り物はどんな感じになるんだろう? 重量、出力のデータがあるガンダム、ザク、ホワイトベースを追加してみる。

pwr02.gif
--図2--

うーむ、ちょっと驚きの数値。ホワイトベースは実在の軍艦とあまり変らないレベルのパワーウェイトレシオになる。こんなんで飛べるの? たしか地球上でホワイトベースは飛んでいたよね。だったらエアバスみたいにもっとパワーウェイトレシオは小さくないとダメなんじゃないの?

っと思ったらミノフスキークラフトとかいう技術で物体を浮遊させるらしい。これでも宇宙まで行こうと思ったら厳しい気がする。サターンVを見習わないと宇宙まで行けないんじゃないの?

モビルスーツはガンダムもザクも90式戦車と同じくらいの重量・パワーウェイトレシオになる。イメージとしては戦闘機より戦車に近い気もするけど、ちょっと意外。たしか核融合炉を積んでいた気がするけど、内燃機関を使った現代の戦車と同じレベルのパワー。

本物の戦車を見たことあるけど、イメージよりは俊敏に動いていた。だけどモビルスーツが戦車並みと言われるとちょっと残念だなぁ。もっとサクサク動いて欲しいけど、人間が乗り物酔いしないようにわざと非力な動力を使ってゆっくり動かしているのかもね。



夢見る大人

昭和少年SF大図鑑 (らんぷの本)空想科学画報〈Vol.1〉原子力潜水艦シービュー号・海底軍艦轟天号空想科学画報 Vol.2―SF DETAIL、The Pictorial Magazine

科学が今よりも万能だと思われていた頃、当時の大人達は何を考えていたのかな。1967年(昭和42年)の国の原子力政策のグランドデザインである「原子力の研究、開発及び利用に関する長期計画」は結構面白い。

1967年は東京オリンピック・東海道新幹線開業から3年後、大阪万博の3年前の高度成長真っ只中。

電力需要は約20年後の1985年度に1億6000万kWになると予想。1967年度の電力9社(電源開発等は含まない)の合計が約3600万kW、実際の1985年度の電力9社の合計が約1億3000万kWなので結構いい精度で当てている。原子力に関しては3000万kWないし4000万kWと予想し、実際は約2300万kWだったので総出力よりは精度は劣るものの、まあまあかな。

この計画が発表されたのは東電と関電の原発が本格的に稼動する1970年よりも前だけど、このとき既に燃やせるウラン(U-235)は資源としては乏しいという認識であり、燃えないウラン(U-238)から作られる燃やせるプルトニウム(Pu-239)の利用が計画に盛り込まれている。

プルトニウム利用の本命は高速増殖炉。運転中に燃やしたプルトニウム以上のプルトニウムを炉の中に入れた燃えないウランから作れるという、ウラン資源の飛躍的な活用ができる夢の原子炉

この夢の原子炉である高速増殖炉を1980年代後半(昭和60年代の初期)に実現するとしている。原型炉の建設を70年代前半、試運転を70年代後半、必要に応じて実証炉の段階を経て80年代後半に実用化という超強気のロードマップ

ご存知の通り高速増殖炉の原型炉である「もんじゅ」は94年に初臨界、95年に初発電だったけど95年に事故を起こして長期運転休止。その後2010年に運転再開したけど、またまた事故を起こして運転休止中。

当初の計画では20年以上前に実用化しているはずの高速増殖炉は原型炉の運転もままならない状況で、実用化は2050年頃とされているけど、これも事故の前に立てた計画。いつになったら出来るのやら


発電と並んだ原子力利用の目玉が原子力船。この当時、船舶が大型化・高速化していてその動力源として原子力が有望としている。10年後には30ノットの高速コンテナ船および50万トンの巨大油送船で在来船とコスト競争できるとしている。

今後の20年間に相当数の原子力高速コンテナ船・原子力巨大油送船が建造される時代がくる。これに備えて建造・運航の経験を得ることを主目的として原子力第1船を建造すると記載されている。

この結果できた船が「むつ」で1974年の初の試験航海中に放射線漏れを起こして、あちこちの港から受け入れ拒否されてしまった。悲しいかな失敗作だよね。21世紀になっても原子力コンテナ船とか原子力タンカーの時代にはなっていない。


1967年は世界初の原子炉から25年しか経っていないのに外国では商業用原発が稼動していたり潜水艦の動力源として原子力が使われていたりで、急速に原子力が利用されていった時代。この時代にいたら凄い勢いで技術が進歩して何でもできると思っても不思議じゃないかも。

そういえば鉄腕アトムもドラえもんも原子力が動力源だった気がする。原子力はみんなの期待する未来のエネルギーだったんだろうね。

少年少女だけじゃなくて大人も夢見た原子力の明るい未来は来なかったね。



告白

監督:中島哲也
出演:松たか子、岡田将生、木村佳乃
2010 日本

市立中学の1年B組、3学期の終業式の日、担任・森口(松たか子)は生徒達に自分の娘を殺した犯人がこの中にいると告げるが・・・


悪人と並ぶ2010年のヒット作。全編PVのような映像で登場人物達が淡々と心中を告白していく。

教室という同じ空間の中を大人目線、子供目線と視点が移り各々の思いが吐き出される。無機的な映像との組み合わせで、詩の朗読を聞いている感じ。

見ている側の予想を少し超える展開が続いていく。犯罪の描き方がリアルだった「悪人」とは違った面白さ。簡単には終わらないちょっと悪趣味な復習劇になるのかな。


P.S.
血が苦手な人にはお奨めできません。



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